過去ログ-よりぬきサザ○さん

【中島らも追悼ライブ】

昨日、大阪は湊町(もうこの呼び方も古いね)にある「なんばHATCHE」で開催された中島らも追悼ライブに行ってきました。事前事後の情報は他の方も書いているだろうけど、結構飲んだので記憶が曖昧ながら、私自身の備忘としてここに書いておきます。

仕事場はキタ、自宅は神戸なので、めったにミナミには行きません。ほぼ1年ぶり。もちろんHATCHは初めて。ライブハウスと書いてあるので三宮のチキンジョージ程度を広さとこ汚さを想像していたのですが、なんと劇場の小ホール並みのサイズがあるし、なおかつ新しくて立派。まぁこれだけのそうそうたる出演メンバーですから、さもありなんです。一緒に行く後輩が前売り券を買い損ねたので、会社を早めに出て当日券を購入しました。整理番号は2132番。

ライブでいつも不満なのが、時間どおりに開場・開演がされないこと。裏方さんも大変でしょうが、寒い屋外で待たされる客の身にもなっていただきたい。しかも開場してからスタッフが整理番号を読み上げていくのだが、「50番まで〓」ゾロゾロ〓(客が並んでゆっくり入場する)・・・「100番まで〓」ゾロゾロ〓(客が並んでゆっくり入場する)・・・「150番まで〓」ゾロゾロ〓(客が並んでゆっくり入場する)・・・おい、にぃちゃん!ワシの2132番までに夜が明けてしまうで!・・・途中で番号が飛んでスピードアップしたとはいえ、寒いし暗いし周りの客もかなりイライラした雰囲気。んで、30分押しでやっと入場。会場は整理番号など関係ないスタンディング・・・って、おーい、ほんなら50人づつなんてみみっちい入場じゃなしに、もうちょっとまとまった人数で入場したら早くなるんちゃうんけ!と思いつつ、ハイネケンを購入しチビチビ飲みながら開演を待ちました。

舞台がライトアップされいよいよ開演。あまり事前情報を仕入れてこなかったので、司会がキッチュこと松尾貴史氏であることに驚きました。うれしい。会場もどよめき、笑いと拍手で埋まる。和んだところで来賓挨拶。中島氏が若い頃に勤めていた「日広エージェンシー」の社長(!)。この人変な人だ。若い頃ボクサーだったらしいのですが、絶対パンチドランカー症状が出てると思います。カツゼツ悪いししゃべりと息継ぎのときに舌を打つ「チッ!」という音が癇に障ります。そして「啓蒙かまぼこ新聞」でおなじみの「カネテツ」の社長(!)はうってかわって爽やか系。このライブでも、ちくわの狂い投げ用のちくわを提供しました!とのこと。なんやかんやでキッチュ氏がうまくまとめてくれます。

次いで中島らも氏ゆかりの人たちによる、思い出語りのコーナー。桂九雀氏、原田伸郎氏、テント氏、立原啓裕氏、旭堂南左衛門氏、横山ノック氏(!)、宇梶剛士氏・・・これで全部やったかなぁ。それぞれに中島氏との出会い、思い出などを語りますが、なにぶん亡くなられてからの日も経ちますし、明るくパーッとやろうぜってのがこのライブの趣旨だもんで、笑いはあれども泣きはなしといった感。それでも中島氏の人情が偲ばれる話では、ついホロっとすることもありました。しかし、横山ノック。例の事件を自ら茶化すとは、さすが痩せても枯れても芸人!大したもんです。

この後くらいから、ワイルドターキーをストレートで飲み出したので記憶が曖昧なのですが、「ザ・ひょうたんフィルハーモニック」の美しい演奏。PISSのかっちょいいプレイ、石田長生氏の凄腕ギター、貴重なチチ松村氏のしっとりボーカル、とどめはシーナ&ロケッツの鮎川誠。時として「椎名誠」と呼んでしまいがちですが、彼はほんとーにカッコよすぎです。ちびっちゃいました。・・・などなど(順不同)感動、笑い、失禁の繰り返しで激しく体力を消耗。合間々々にビデオレターのコーナーがあり、会場に来られなかったゲストが各々の思い出を語ります。実物を見られるかと思っていた本上まなみ嬢、忌野清志郎氏、char氏など・・・まったく残念でした。

終了予定は21時ごろのはずで、23時から別の会場(心斎橋SunHall)でオールナイトパーティのはずでした。私たちはオールナイトのほうには行かないので、後輩と「これ終わったらメシ食いに行こか」と決めていたのですが、23時を過ぎても終わる気配なし。舞台上でも「あっちの会場はどうなってるんだ!?」などと騒いでました。私も後輩も終電の都合上そろそろ帰らねばならない時間なので、藤谷文子嬢(ハリウッド俳優スティーブン・セガール氏の娘)のボーカルグループが出てきたところで、泣く泣く会場を後にしました。

この後どうなったのかはわかりません。ちくわの狂い投げが実行されたのかどうかもわかりません。他の方のブログなどに書いてあればいいのですが・・・しかし、5時間立ちっぱなしはさすがに疲れましたが、町田康氏(町田町蔵)が思い出トークの中で言った「本を開けばいつでも中島らもに会えるのだから・・・」という言葉が胸に染み、敬愛していた作家〓中島らも氏の死に対して、自分の中で一区切りついたかなと思います。
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  by savaoex | 2007-04-17 10:11 | その他

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