過去ログ-よりぬきサザ○さん

【よろしく!人間ドック】
生まれて始めて人間ドックというものに行ってきたわけです。B級映画「人間ドッグ〓恐怖の殺戮人面犬リターン」ではなくて、「人間ドック」です。うちの健保組合では35歳から組合負担で人間ドックが受けられるのです。半日コースではありましたが結構いろいろ検査してくれて、病院嫌いな私にとっては、貴重な体験をさせていただきました。

舞子台病院(大きな総合病院です)に朝の8時半。さっそく受付で健康保険証とドック受診表を渡します。まだ人の少ない待合所の長椅子に掛けて待っていると、5分ほどで係りの人が「まずお腹のエコーをしますので、こちらへどうぞー」と地下一階の小部屋に移動。「先生が隣の部屋からお呼びしますので、しばらくお待ち下さいねー」ということなので、Phillips Medical Sysytemの端末や、薬箱などがわりと雑然と並ぶ部屋のスチール椅子に腰掛けて待つ。5分ほど待つと、「朝礼が始まりますので職員の方は集合して下さい」などと病院内のアナウンスが入り「まさか朝礼が終わるまで放置されるのか?」と不安になりますが、しばらくすると扉が開いて先生らしき女性が「鯖雄さん、こちらへどうぞー」とちゃんと呼びにきました。

隣室のベッドとエコー機材の置いてあるだけの小部屋で、すぐさま脱ぎます。事前の指示通り上半身裸でズボンのベルトは緩めておきます。ベッドに仰向けで横になると、先生が「ちょっと冷たいですよー」とジェルを腹部に塗布。思わず「うっ」などと恥ずかしい声が漏れてしまいます。先生はハンディコピー機のような機械でいろんな角度からお腹をグリグリしてきます。お腹の真ん中から上部へ、そして徐々にわき腹方向へ。そこ、弱いんです。またしても「うっ」などと恥ずかしい声が漏れてしまいます。半身を起こして画面を見られる状態の時には、先生が「これが肝臓ですよー。これが脾臓ですねー。ちょっとだけ膵臓が見えます」とマニアックに説明してくれますが、どこがどこだか何が何だかよく分かりません。しかし自分の腹を探られて、しかもそれを自分で見るというのは奇妙ですね。

エコーが終わると、別の部屋で続けさまに身体測定(身長・体重・体脂肪・前屈・握力測定)と血圧、それと採血です。生まれてこの方、つま先まで届いたことのない前屈はやはりダメ。握力弱すぎ。

次は楽しみにしていた胸部ヘリカルCT。部屋の中央に置かれたSFチックなCT機器がそそります。ここでも言われるままに上半身裸になり台の上へ。ガクンと台が後ろにスライドして上部のスピーカーから「ゆっくり息を吸ってください」「止めて下さい」「楽にしてください」とガイド音声が。もっとグルングルン回ってくれるのかと期待していましたが、輪切りにされたという感慨もなく5分程度であっさり終了。

最後がいよいよバリウム飲んでの胃レントゲン。さっそく水色のアッパッパに着替えて、まずは胃の動きを止めるためのブスコバン注射。看護婦さんに「肩に打ちますけど少し痛いですよ」と怖いご宣託。注射があまり好きではない私が「さっきの採血より痛いですか?」と聞くと、ニヤリと笑って「痛いでしょうねぇ。クスクス・・・」笑い事じゃねえ。「じゃあ打ちますねぇ」と、この時私は立ったまま。「え、立ったままで?」と私が言うと、看護婦さん「あ、椅子に座ったほうがいいわね。アハハ・・・」当たり前だ。私が自分で椅子を出して座る。しかしやってみると看護婦さんの慣れた手つきのせいか思ったほど痛くない。「これならもう一本いけるぜぇ」とは思いませんが、まずは第一関門突破。続いて担当先生からバリウムと炭酸の飲み方と、ゲップをしたくなっても絶対してはならないと、注意事項の説明。胃レントゲンについては、会社でいろんな人から「バリウムはどう味付けされていてもマズイ」だとか「炭酸を飲むと必ず吐く」だとか「吐けば何度でも飲まされる」などとその拷問のような内容について聞かされていたので、覚悟を決め直立姿勢で台の上へ。隣の操作室にいる先生から「まず一口バリウムを口に含んで」と言われる。生まれて初めてのバリウム。今日が私のバリウム記念日。ズシリと重量のあるカップを持ち、乾杯という気持ちで軽く口に含む。先生「そのまま飲んで」。飲む。なんだウマいじゃん!冷たくはないがほのかなヨーグルト風味。細かくすり潰したヤマノイモのようなノドごし。現代科学万歳!これならあと2,3杯は大丈夫。先生「はい、炭酸飲んで。一気に残さず!ハイ!」と続けてゲキが飛ぶ。粉末の重曹を飲む。うーむ、マズくはないが酸っぱい。ビタミンCの顆粒のようだ。さっそく重曹が口の中でシュワシュワしだしたので水で流し込む。「もう一口バリウム飲んで」飲む「もう一口」飲む「あと一口」飲む。「はい、それでは検査にはいりまーす」。腹部を向いているカメラが少しずつ動く。「ハイ、台が動きますから気をつけてください」という声が聞こえ、台が頭の側へ倒れていき仰向けに。「それじゃあお尻を右に上げて」上げる「もう少し上げてみましょう」上げる「もう少し」・・・背骨がねじ切れるわい!「そのままうつ伏せになってください」「じゃあ今度は反対側から仰向けになってください」・・・これを繰り返すこと数回。何のことはない、胸部CTでグルングルンできなかった分を、こっちでやっているのだ。しかも人力で。20分ほどで検査終了。さすがに疲れました。ゲップは出ませんでしたね。案ずるより生むが易し。

最後に検査結果とともに先生からコメントを聞く。この担当先生がすごいおじいちゃんで驚きました。補聴器つけてました。でもすごくしっかりされていて、こちらの話もよく聞いてくれました。日常の運動不足と喫煙を注意されましたが検査結果自体はまったく問題なし。しかしレントゲンで異常発見!背骨が少し左に曲がっているとの事で、これまで通勤バッグを右肩に掛けていたのが原因だとか。バランスよく、時々左肩にも掛けなさいと注意されました。この先生、CT結果とか胃レントゲン写真とかをハケで指しながら「キレイだねぇ。ホラここのところ胃にいいシワが出てる」などとマニアックな言動で喜ばせてくれるのですが「まぁボクは少し甘いから、他の先生はどう言うか・・・」などと怖いことをおっしゃるので、後日の最終結果報告が少し心配です。

こんな感じで、なかなか楽しめた一日でした。皆さんもご自分の健康には十分注意して健康に暮らしましょう。
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  by savaoex | 2007-04-17 10:05 | その他

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