娘の場合20070130

今日は娘の食事について書いておきたい。

母乳から離乳食に移行した頃は(といってもほんの4ヶ月前だが)食が細くて困った。
不味そうな顔で2、3口食べたかと思うとすぐに「これっ!これっ!」(発音としては「こえっ!こえっ!」である)と妻の胸を指差しながら泣き出すということを繰り返してきた(決して妻が作った離乳食が不味いというわけではないということを、妻の名誉のために書いておく)。



娘は歩き出すのが早かったこともあり、ちょこまかと動き回るためのカロリー消費を考えれば、徐々に薄くなりつつある母乳だけでは到底間に合わないのに、食べてくれない(ちなみに母乳というものは血液から造られるのだが、あんな白くて甘いものが血液からどうやって造られるのか、まったく神の御業としかいいようがない)。
あまりの食べなさ加減に、我々としては「この子は固形物を口にすることなくこのまま痩せ細っていくのではなかろうか」と悩み心配したものであったが、それは時が自然に解決するものであった。
娘がどれほど乳を欲しがっても心を鬼にして「これはダメ!」と突き放してきた甲斐もあり、最近ようやく乳離れもできてパクパクと比較的なんでも好き嫌いなく食べるようになったところである。

しかし、食べ方はまだまだ下手である。
手づかみとスプーンを主体として、そこら中に食べ物を撒き散らしながら、自らの顔、服のみならず僕や妻、床、犬をもベトベトにして食べる。
犬は娘が食事を始めると、彼女のすぐ傍で忠犬の如くジッと待機している(理由は後述)。

見るに見かねた僕がスプーンを取って食べさせてやろうとすると、泣く。
なんでも自分でやりたいお年頃なのだ。
皿の中の軟らかく煮た筑前煮をスプーンですくって食べようとしている娘の健気な意気込みは買うが、しかしその中にはニンジンの切れ端すら乗せることができない。
たとえ奇跡的に何かが乗ったとしても、それを口に運ぶ過程で大半が床に落ち哀れ犬の餌となる。
娘はそれを一向に気にせずスプーンを使うのだが、おかげで最近犬が太ってきた。
娘が落とし犬が食べる。
だから犬は娘のことを「いつも美味しいものをくれるご主人」だと思っている
そこにはなにかイソギンチャクとクマノミの如きSymbiosisに近い自然のサイクルというか営みを感じざるを得ないし、「犬」と「太」の字面が似ている理由は、案外こんなところにあるのかもしれないと思っている。

それでも食パンを一枚の半分くらい食べられるようになったし、ミカンなら一個、ブドウなら10個、イチゴなら3つ4つは軽い。
おかずは色の濃いもの、黒いひじきであったり赤いにんじん、緑のグリーンピースやピーマンが好きだが、うどんは別格で手づかみでツルツル食べる。
大きな肉片だとモソモソするのか、途中で吐き出してしまう。
妻によると、昨日はマクド(マクドナルドの関西弁)のハンバーガーを半分も食べたらしい。
ファストフードや味の濃いものはあまりよくないのだが、まずは色々なものを食べるということへの欲求を開放してやることが必要ではないかと思っている。

あ、ついでに言っておくと、子供が普通の食べ物を食べだしたとたんに、便は臭くなる。
大人と同じ臭いになるし、量も増える(しかし回数は減る)。
まあ、我が子のそういうものは不思議と汚いと思わないのだが、それでも臭いものは臭い。
人間万事良いこと尽くめではないのだ。
犬にとっては別だが。

明日は娘の言語感覚について。
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  by savaoex | 2007-01-31 11:55 |

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